ローカルDNSの話

こんにちは、ぴころじーの竹川です。
本日、とある案件をレンタルサーバーで実装した際に、当たり前のようで、うっかりしていたことを書き留めます。
使用していたサーバーはさくらのレンタルサーバーですが、実際はどのサーバーでも同じかと思います。
通常、ウェブサイトを公開する際、何らかのドメインをサーバーのIPに対して紐づけます。これを一般に、DNSと呼びます。
ドメインの例
picology-co.jp
ただ、一般に公開する場合、DNSサービスを提供している業者(レジストラと呼びます)に依頼し、ドメインを取得し、そのドメインと公開するサーバーのIPを紐づけることにより、ブラウザのアドレスバーにドメインを入力すれば、ウェブサイトを閲覧することができます。
Windowsをはじめ、LinuxやMacOSには、利用しているPCでしか使用できない紐づけを実装する機能(いわゆるhostsです。)があります。それを利用して、レンタルサーバーに構築した環境へアクセスできます。
例えば、レジストラで取得したドメインではなく、ローカルDNSにhogehoge.comとウェブサーバーのIPを紐づけた場合でも、それが仮にレンタルサーバー(共有サービス)だった場合でも、正常に表示されることが確認できました。
これを利用して、開発段階でも開発用PCのローカルDNSの設定だけしていれば、レンタルサーバーに作った本番用の環境で、一般公開せずに、開発を進めることが可能になります。
かなり便利なので、覚書として残します。