SEOに必須のモジュール

こんにちは。
ぴころじーの竹川です。
Google Search Consoleにおいて、クロールされるものの、一向にインデックスされずGoogleで検索されないという事例があります。
この図は、全部で98ページがクロールされていますが、70ページが未登録のままだったりします。これでは、折角のページも名折れというものです。
また、実際の原因の多くは、次のようなメッセージです。ページの構成は問題ないはずなのに、なぜクロールされてもインデックスに登録されないのかということですね。
これは、URLの正規化ができていないためです。URL正規化とは、同じコンテンツ内容のページURLを、いずれか1つのページURLに統合することです。例えば、数多に発生する確率のある404エラーページを404.htmlに集約するという感じです。
実は、Drupalは404エラーと403エラーについてはデフォルト正規化ができています。なぜかというと、推測でしかありませんが、URLの正規化が正常に行われず404エラーや403エラーが発生してしまうと、SEO的にペナルティを受けてしまい、サイトの全てのページがインデックスされなくなってしまう可能性があるからだと考えています。
しかし、それ以外のページについては、デフォルトでは正規化が行われません。そのため、上記のように、クロールはされるもののインデックスに未登録という事態になってしまいます。
URLを正規化する手法はいくつかありますが、もっとも手っ取り早く、Drupalでも簡単に実装できる方法をご紹介します。(私は最初、自分でhtml.html.twigを書こうと考えていましたが、今となっては愚策でした。)
最も簡単に、効果の高い実装方法は、headタグ内に以下のようなタグを埋め込むことです。
<link rel="canonical" href="コンテンツURL">
ちなみに、404エラーなどの場合は、該当エラーのヘッダーには全て同じタグが埋め込まれます。(下記は例です)
<link rel="canonical" href="https://www.xxx.site/error/1
ノードコンテンツやタクソノミーなどでもこれらのタグを埋め込まなければ、URLの正規化が行われず、Googleがインデックスに登録してくれません。ですから、ここではSEO関係の強力なモジュールを紹介します。
headタグ内のさまざまなメタタグを任意に編集できるモジュールです。実はこのモジュール、composerでインストールして、有効にするだけで、すでにURLの正規化に関する設定が設定済みになっています。エラーページに関する設定もあり、SEO対策を行う上で欠かせないモジュールです。
是非一度、お試しください。