【レビュー】SJCAM SJ8 Pro アクションカメラを使ってみた!入門機としては十分すぎる性能

アクションカメラといえばGoProが定番ですが、価格は高く、使いこなせるか不安…という方も多いのではないでしょうか。今回レビューする「SJCAM SJ8 Pro」は、Amazonで手頃な価格で購入できるアクションカメラです。実際に使ってみたところ、旅行やアウトドアの記録に十分すぎる性能を発揮しました。本記事では、外観や操作性、画質、バッテリー性能などを詳しく紹介します。
外観と操作性 ― コンパクトで直感的に使える
本体は手のひらに収まるほどのサイズ感で、重量も軽く、持ち運びにまったくストレスがありません。背面にはタッチパネル式のスクリーンを搭載しており、操作はスマホ感覚で直感的に行えます。メニューもシンプルでわかりやすく、電源を入れてすぐに撮影を始められるのは大きな魅力です。
GoProやRoninのように多機能でプロフェッショナル志向というのではなく、初心者が「とりあえず撮ってみよう」と思ったときに迷わず使える点は、これから始めてみようかな?という初心者にとってはいいかなと思います。
画質と手ぶれ補正 ― 4K60fpsで滑らかな映像
最大の魅力は4K60fpsでの撮影に対応していることです。現段階では、初心者にとっては十分すぎるほどです。
実際に登山やサイクリングで使用すると、木々の細部や空のグラデーションまでしっかり映し出され、思い出を高画質で残せます。手ぶれ補正も効果的で、歩きながらの撮影や自転車に取り付けても揺れが最小限に抑えられます。もちろんGoProの最新機種ほどの補正力はありませんが、価格を考えれば驚くほど健闘しています。
普段の旅行やアウトドア記録なら、このカメラで十分満足できる仕上がりでした。
バッテリーと拡張性 ― 1時間前後の撮影に対応
付属のバッテリーは1200mAhで、4K撮影時には約1時間ほどの使用が可能でした。長時間の撮影をするなら予備バッテリーを持ち歩けば安心です。
SDカードの対応容量も十分で、32GB~128GB程度のカードを使用すれば半日から1日の旅行でも安心して撮影できます。
さらに、基本的なアクセサリー(防水ケースやマウント)が同梱されているため、すぐに使い始められるのも嬉しいポイント。GoProのように豊富な専用アクセサリーはありませんが、入門機として必要なものは揃っていると感じました。
気になった点 ― 夜間撮影やアプリ連携に弱さあり
万能ではない点も正直にお伝えします。
まず暗所撮影はやや弱く、夜の街やキャンプの夜景を撮ろうとするとノイズが目立ちます。昼間や明るい環境では問題ないですが、夜間の撮影を重視する方には物足りないでしょう。また、スマホアプリとのWi-Fi接続もやや不安定で、数回接続を試みる必要がある場面もありました。
この点は価格帯を考えれば許容範囲ですが、「完璧なアクションカメラ」を求めるとやはり物足りなさが残ります。
執筆時点で予備のバッテリー(標準で2個付いていますが・・・)は、日本では販売していません。私は追加で4個、中国のAliexpressで購入しました。中国のサイトでの購入に抵抗がある方は気を付けるべき点だと思います。
バッテリーはこちら(Aliexpressサイト)で購入可能です。