引っ越し先にて・・・錆びた灯油タンクを黒く再生。BAN-ZI「サビキラーPRO/ガンブラック」を使ってみたレビュー
屋外に設置している灯油タンクは、雨風や雪、湿気の影響を受けやすく、気づいたときには表面に赤サビが広がっていることがあります。
今回、経年劣化で全体的に錆びてしまった灯油タンクに、BAN-ZIの水性錆転換塗料「サビキラーPRO/ガンブラック」を使って塗装してみました。
サビキラーPRO/ガンブラックは、赤サビを進行しにくい黒サビへ転換するタイプの水性錆転換塗料で、サビの上に直接塗装できることが特徴です。メーカー公式ショップでも、錆取り不要でサビの上に直接塗装可能、水性で臭いが少なく、旧塗膜やサビのない部分にも塗装できると説明されています。
塗装前:全体にサビが広がり、見た目の印象も悪い状態
塗装前の灯油タンクは、白っぽい旧塗膜の上から赤サビが広がり、脚部や配管まわりにもかなり年季を感じる状態でした。
特に屋外の灯油タンクは、家の外壁のそばにあるため意外と目につきます。サビが目立つだけで、建物全体まで古びた印象に見えてしまいます。
一般的な塗装であれば、まずサビをしっかり落としてから下塗り、上塗りという流れになりますが、屋外タンクの細かい部分まで完全にケレンするのはなかなか大変です。今回この商品を選んだ一番の理由は、「サビの上に直接塗れる」という手軽さでした。
使用感:水性で扱いやすく、思ったより塗りやすい
実際に使ってみると、水性塗料なので扱いやすく、強い溶剤臭が少ない点は好印象でした。メーカー説明でも、水性塗料でシンナー臭の問題が少なく、速乾性が高いとされています。
灯油タンクのように面積があるものは、刷毛だけで塗ると時間がかかるため、広い面はローラー、細かい部分は刷毛という使い分けが向いていると感じました。
タンクの脚、配管の裏側、バルブまわりなどは塗り残しが出やすいので、正面からだけでなく、横や下からも確認しながら塗るのがポイントです。
仕上がり:黒く引き締まり、見た目が一気に改善
塗装後は、錆びていた灯油タンクが真っ黒に引き締まり、かなり印象が変わりました。
古びた設備というより、外壁まわりの設備をきちんと手入れしているような見た目になります。
ガンブラックという色名ですが、仕上がりは落ち着いた黒に近く、屋外の設備にはなじみやすい印象です。白やシルバーのタンクよりも存在感は出ますが、サビだらけの状態に比べると清潔感があります。
特に良かったのは、サビの赤茶色が完全に隠れることで、家まわり全体がすっきり見える点です。灯油タンクは交換すると費用がかかりますが、表面のサビが中心で本体に穴あきや深刻な腐食がない状態であれば、塗装による見た目の改善効果はかなり大きいと感じました。
良かった点
サビの上から直接塗れるため、作業のハードルが低いです。
水性なので扱いやすく、屋外DIYでも使いやすい印象でした。
黒色で仕上がるため、塗装後の変化が分かりやすく、古い灯油タンクの見た目を大きく改善できます。
また、サビた部分だけでなく、サビのない金属部分や旧塗膜の上にも塗装できるとされているため、灯油タンク全体をまとめて塗りやすい点も便利です。
気になった点
黒は仕上がりがきれいな反面、塗りムラや刷毛跡が出ると少し目立ちます。
広い面は一気に厚塗りするより、薄く均一に塗る方がきれいに仕上がります。
また、「サビの上から塗れる」とはいえ、浮いたサビ、剥がれかけた古い塗膜、泥や油分は事前に落としておいた方が安心です。メーカー説明でも、完全に乾燥していない状態で上塗りするとトラブルが起きる可能性に触れられているため、乾燥時間や塗装間隔は守るべきです。
灯油タンクに使うときの注意点
灯油タンクは燃料を扱う設備なので、作業中は火気厳禁です。
また、タンク本体に穴あき、にじみ、強い腐食、脚部のぐらつきがある場合は、塗装でごまかすのではなく、交換や専門業者への相談を優先した方が安全です。
今回のような塗装は、あくまで表面のサビ対策と美観改善が目的です。タンク自体の安全性を回復させるものではないため、腐食が深い場合は注意が必要です。
まとめ:古い灯油タンクの見た目改善にはかなり効果的
BAN-ZI「サビキラーPRO/ガンブラック」は、錆びた灯油タンクを黒く引き締まった見た目に再生したいときに、かなり使いやすい塗料だと感じました。
特に、
「サビ取りを完璧にするのは大変」
「灯油タンクの見た目をきれいにしたい」
「白やシルバーではなく、黒で落ち着いた印象にしたい」
という方には相性が良い商品です。
塗装直後の見た目の変化は大きく、サビだらけだった灯油タンクが、まるで新しく塗り替えた設備のように見えるようになりました。今後は、雪や雨にさらされたあとにどの程度サビの再発を抑えられるか、経過を見ていきたいと思います。